カルト最新情報(2003/1/15)

★　新興宗教「ラエリアン・ムーブメント」（本部・スイス）が設立した

「クローンエイド」社は２７日、世界初のクローン人間となる女児を

初めて誕生させたと発表した。母親は３０代の米国人女性で、出

産は帝王切開、母子ともに健康という。クローン人間誕生のニュ

ースに専門家の間では懐疑的な見方が支配的だが、世界中に

重い波紋を広げた。

◆ラエリアン・ムーブメントとは

教祖のフランス人ラエル氏が７３年ごろ創始した新興宗教団体。

４６年生まれのラエル氏は、歌手、編集者などを経験。７３年異

星人エロヒムが約２万５千年前に人類を創造した事を教わり、

教団を結成したという。同氏は著書などで「地球上の全生命は

異星人が遺伝子工学を使って創造した」「復活したイエス・キリ

ストもクローンだった」などと主張している。現在８４カ国に約５万

５０００人の信者がおり、日本には国別で最多の約６０００人が

いるという。　　　　　　　　　　　（日刊スポーツ　１４．１２．２８付）

★　「星まつりでやった護摩焚きの中に、あのＳＭＡＰの香取慎吾の

名前があったんです。御札に名前を書いて、護摩を焚いてもらっ

ていました。マネージャーさんが代理ですませたようです。Ｙさんが

『この人、有名なんですよ〜。忙しいから、本人は来られませんけ

どね』と自慢げにいってたみたいです」（“ひまわり”会員の知人）

この証言を読んだほとんどの人は、何のことやらサッパリわから

ないに違いない。が、ことは重大かつ衝撃的。

警察がマークする謎のオンナ教祖と、トップアイドル・香取慎吾と

の間に意外な“接点”が存在したのだ。

まず、“星まつり”とは、’００年と’０１年の年明けに都内の寺で

行われたイベント。これを主催したのが“ひまわり”なる団体で、

Ｙとはその代表を務めている“女教祖”である。

確かに宗教的なものに助けを求める有名人は珍しくない。桜田

淳子のケースは社会的ニュースとなったし、横綱貴乃花やＴＯＳＨＩ

の“洗脳”騒動も・・・

しかし、慎吾ママの事務所の広報はこういい切った。

「もし（護摩焚きの一件が）本当だとしたら、とんでもない話です。

ハメられた？ええ、そうかもしれませんね。今後、ゆくゆくは法的

手段も考えていくかもしれません」　　（週刊女性　１２・１５号）

★　＊１１月２４日の『ジャパン・タイムズ』の記事によると、年内に

史上初の「クローン人間」が誕生するそうです。そして何と、その

両親は『ラエリアン・ムーブメント』というカルトの信者である、とい

うのです。また、同団体は、他に４人の信者が同じクローン技術

によって妊娠していると発表しています。

『ラエリアン・ムーブメント』は以前から、信者同士のフリーセックス

などの問題で日本の週刊誌で取り上げられた団体ですが、その

創立者ラエルによると、人間は元々、異星人の実験室でクローン

技術により造られた者であるから、大使館を建設したりして、再び

「人類の親たち」を地球に迎える準備をしなければならないそうで

す。

＊エホバの証人２世で、心理学者のジェリー・バーグマン博士が

著された『エホバの証人と精神病の問題』（英文）は、１０年前に

出版されて以来、　アメリカなどで大きな反響を呼んでいましたが、

この度「ＪＷの夫たちの会」がこれの和訳に取り組む事になりまし

た。いつ終了するかまだ明らかになっていませんが、当会のホー

ムページに掲載を開始しています。

（http:www.jca.apc.org/~resqjw）

＊元エホバの証人のための「第五回傷んだ葦の会」は、１月２７日

（月）に、午前１０時半より、埼玉県所沢市にあるカルト研究リハビ

リ・センターにおいて、開かれます。テーマは、「脱会後の信仰生

活」です。参加ご希望の方は、カルト研究リハビリ・センターまでご

連絡ください。

＊去る９月２７日に、１２５人の元エホバの証人、及び現役の信者

が、デモ行進を行い、ニューヨークにあるものみの塔聖書冊子協

会本部に子羊のぬいぐるみ数百個、届けました。この日、行進を

行った人たちは、ものみの塔の中で性的虐待を受けた子供を支

援する「サイレント・ラムズ」（沈黙する子羊たち）というグループの

メンバーで、ものみの塔の良心に訴え、問題の改善を求めるため

に行進を行った訳ですが、子羊のぬいぐるみは、無防備で、自分

の苦しみを表現できない被害者たちの象徴だそうです。

代表者のウイリアム・ボーエン氏（元長老）は、「組織にぬいぐるみ

を受け取ってもらって、世界各地にいる被害者に配ってほしかった。

被害者の慰めになるかもしれないと思った」と皮肉たっぷりに語っ

ていましたが、あいにく、彼らが本部の表玄関に到着する前に、本

部の職員がドアに鍵をかけ、インターホンも外していました。しかも、

すぐに警察に連絡をとり、「もし彼らがぬいぐるみを置いていくなら、

ポイ捨ての罪で逮捕してくれ」と頼んだとのことです。また、大変ショ

ッキングな話として、ボーエン氏のホームページの中で発表されて

いる、もう一つの情報があります。ものみの塔聖書冊子協会の本

部には、アメリカ、ヨーロッパ、カナダの各会衆で児童に性的虐待

をした人間に関する記録が保管されていますが、その数がなんと、

２万３７２０にも上るそうです。ボーエン氏は。本部の記録保管室で

働いている現役のエホバの証人の協力を得て、この数字を出して

いるので、かなり信憑性の高い話だと思われます。

＊ウイリアム・ウッドの新書『教会がカルト化するとき』（いのちのこ

とば社、定価７００円）が書店で販売され始めました。ご希望の方は、

お近くのキリスト教書店で買い求めるか、真理のみことば伝道協会

に連絡してください。本の要約が９月の初めから１０月の末にかけて、

８回にわたり、『クリスチャン新聞』に掲載されましたが、既に大きな

反響を呼んでいます。「本の内容がそのまま、私の教会に当てはま

る」という声が多く聞かれます。また、傷ついた教会員や牧師からの

相談もあります。

（truth　１２月２５日号）

★　「世界初のクローン人間を誕生させた」と主張している「クローン

エイド社」に対し、同社からＤＮＡ鑑定を依頼されていた米ジャーナリ

スト、マイケル・ゲレン氏が６日、「クローン人間誕生は、巧妙なでっ

ち上げの可能性が高い」と声明を発表した。ゲレン氏は、同社が昨

年末に誕生したとしている女児と接触できておらず、鑑定作業も中

止した。　　　　　　　　　　　　　　　　（日刊スポーツ　１月８日付）