| 宗教最新情報(2007/4/15) |
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■日本人社長らを誘拐 パラグアイ 犯人が身代金要求 パラグアイ国家警察などによると、同国南東部カアグアス県で１日午後３時４５分（日本時間２日午前４時４５分）ごろ、現地土地管理会社「ビクトリア」社長、太田洪量さん（６２）＝首都アスンシオン在住＝と秘書の山口佐和子さん（３７）＝同＝、パラグアイ人二人の計４人が３，４人組の武装集団に誘拐されました。 関係者によれば、犯人側は身代金１５万ドル（約１８００万円）を２回にわたって要求してきたといいます。 太田さんは対ブラジル国境の都市シウダーデルエステで開かれた世界基督教統一神霊協会（統一協会）の集会に出席した後、山口さんと車でアスンシオンに向かっている途中、自動小銃などで武装した男らに襲われました。 誘拐の社長は統一協会幹部 パラグアイで誘拐された太田洪量「ビクトリア」社長は統一協会幹部で、在日中は全国大学原理研究会（統一協会の学生組織）会長などを歴任しています。 統一協会は十数年前から、南米各地で森林などを買いあさり、同協会のホームページによるとパラグアイのチャコ地方に６０万ヘクタールを所有しています。 これら南米の土地を「新天地」と称し、“開拓”要員として大量の日本人信者を送り込んできました。 それらの資金の大半は、日本での霊感商法などによって集められたものだとみられています。 （赤旗 ４/４） |
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■パラグアイの誘拐日本人２人 統一教会信者 パラグアイ国家警察によると、誘拐事件が起きたのは１日午後３時４５分（日本時間２日午前４時４５分）ごろ。 首都アスンシオンで観光開発や土地管理をする会社「ビクトリア」を経営する社長太田洪量さん（６２）と、秘書山口佐和子さん（３７）が、同国東部のシウダデルエステで統一教会の集会に出席後、車で首都に向かう途中、カアグアスで警察官や軍人を装った３，４人の集団に一時停止された。 ２人が車を降りたところ、銃を突きつけられ、連れ去られた。現場に偶然居合わせた警察官とその恋人も、状況を携帯電話で通報後、同時に連れ去られた。 集団は自動小銃などで武装しており、１日午後１０時ごろ、太田さんの携帯電話から同社関係者に２万５千ドル（約３００万円９に身代金を要求する電話があり、２回目の電話で要求額は１５万ドル（約１８００万円）に上がった。 現場に太田さんの車はなく、犯人らが持ち去ったとみられる。 国家警察は、周辺で同じ手口で誘拐を繰り返しているプロの犯罪組織による犯行との見方を強め、約２００人態勢で捜査を開始。 警察幹部は「犯行グループは特定されており、行方を追っている」と話した。 太田さんは３日午前６時に、自身が経営する会社関係者に自らの携帯電話で「２人とも無事だ」と連絡してきたが、以前拘束中だ。 統一教会によると、太田さんら２人は信者で、太田さんは９０年代に友好団体の幹部を務めていたことがあった。 ビクトリア社は、統一教会の経営ではないというが、統一教会が同国に所有する約６０万㌶の土地の管理などを行っており、太田さんは昨年同社社長に就任。 パラグアイと日本を定期的に行き来する生活をしているという。 パラグアイ関係筋によると、統一協会は約１０年前から南米に進出し、パラグアイや近隣ウルグアイで不動産関連投資とともに布教活動を行っていた。 統一教会では「約１０年前からパラグアイやブラジルなどで、土地を所有するなどしている。南米が『最後に残された秘境』という観点から、自然環境を保護し、守っていこうという意味で行ってきた。 （パラグアイでの）トラブルは聞いていない」などと説明している。 （日刊スポーツ ４/４） |
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■「秀吉の朝鮮出兵」まで韓国に謝罪した「日本人牧師」 福岡県のキリスト教会牧師に率いられた一団が、釜山の南に位置する鎮海市で奇妙な集会を催したのは３月２６日である。 その模様を報道した朝鮮日報の記事の冒頭を要約すると、＜日本の市民団体の会員３６人が文禄・慶長の役での日本軍の蛮行を反省する集会を開き、注目を集めた＞ 文禄・慶長の役とは、１５９２年から１５９８年にかけての、豊臣秀吉の朝鮮出兵をさすが、アメリカやカナダの議会で従軍慰安婦問題が蒸し返されている折も折り、戦国時代の侵略まで謝る奇特なご一行が現れたのである。 その代表者の一人が、福岡県の日本キリスト教団小倉日明教会の川本良明牧師（６４）で、今回は、「隣国との正常な関係を築くためには、歴史の事実を探り出し、その根本までさかのぼって謝罪する以外、方法がない」という趣旨の基調報告を行ったそうだ。 ご本人の弁。 「この会を始めたのは１５年前の９２年のことでした。この年はコロンブスの新大陸発見から５００年という節目だったのですが、ある在日韓国人の牧師さんが、“今年は日本が韓国を侵略してちょうど４００年にも当たる”と仰って。朝鮮侵略を考える会を作ったのです。 それ以後、毎年、秀吉の遠征軍が釜山に上陸した４月ごろ、大軍の拠点となった佐賀県名護屋城跡で抗議集会を開いてきました。 そのうち、実際に侵略を受けた韓国でも活動を広めようと、７年前から毎年、訪韓しています。 韓国では、朝鮮出兵をイラン倭乱と呼んでいますから、“Ｎo Ｍore！倭乱”という名称にしました」 高校の歴史教師として定年まで務め、その後、牧師に転じた川本氏が、時代背景を一切無視するダイナミックな見解を続ける。 「もし、４００年前の朝鮮侵略を日本人がきちんと認識して反省していたら、近代に入って、朝鮮侵略やアジア諸国への侵略は起こらなかったと思います。 つまり、秀吉の頃の朝鮮征伐という歴史観が日本人に生き続けた結果、日清、日露、アジア太平洋戦争へと拡大していった。 その原点が秀吉の朝鮮侵略だったのです」ちなみに朝鮮出兵の約３００年前、中国と朝鮮が大挙して、日本に攻め入った元寇について尋ねると、「それは、向こうの人達が自分たちで考えて謝るべきことを謝ればいいと思います。まず、日本人から謝りつずければ、いつかは向こうの人達だってわかってくれるはず」 ここまで自虐史観を貫けば、いっそ清々しい限りだが、評論家の西尾幹二氏は呆れることしきりである。 「４００年前、世界は大航海時代。近代文明に入る前の壮大な世界制覇の時ですから、ヨーロッパのキリスト教諸国は、世界中の国々に謝罪して回らなきゃならないはずですなぁ」 恐らく、反省で気持ちが良くなる特殊な体質の持ち主か、趣味でやっている謝罪マニアか。いずれにしろ、迷惑千万・・・。 （週刊新潮 ４/１２号） |
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■死ぬまで「池田大作」を許さなかった大先輩「龍年光」 ３月２５日午後１２時４０分、１人の老人が亡くなった。 龍年光・元東京都議である。夫人によれば、「４年前に一度脳梗塞で倒れ、左半身が少し不自由になりましたが、以後、リハビリで回復し、最近は、回顧録の執筆もおこなうほど元気でした。 ２３日の朝６時半に呼吸がすーっと薄くなって眠るように亡くなりました。 ２２日の夜も、元気に晩御飯を食べて、“あと１０年は生きて、池田をやっつけないといけない”と、意気軒昴でしたが・・・」 学会古参幹部がいう。 「龍さんは池田さんより入信が古く、二人は、いわば上司と部下の関係でした。 池田さんにとって龍さんは、ずっと目の上のたんこぶだったんですよ」 「池田氏にとって、入信時からの等身大の自分を知り、その後、自分がいかに経歴をフレームアップしていったかを知る龍さんの存在は嫌だったんでしょうね」 こう語るのは、ジャーナリストの乙骨正生氏だ。 「創価学会には、池田の入信時、戸田城聖・第２代会長の前で詩を朗読したなどの“入信神話”があり、またその戸田氏から池田が“後継指名”を受けたという、あとから作り上げられたストーリーもある。 しかし、龍氏はそういう話がいかにデタラメかを、その場にいて全て知っていましたね」 そのため二人の関係は微妙だった。 学会は昭和２７年に宗教法人の認証を受け、以後、拡大していく。 この時の組織改革で、戸田会長は男子部を設置し、“部隊制”を敷いた。 龍氏は第４部隊長で、池田氏はその下の一班長に過ぎなかった。 「地位が逆転するのは昭和２９年。 戸田会長は、池田を自ら経営する大蔵商事という金融会社の営業部長にし、厳しい取立てをさせていました。 汚れ仕事です。そのためか池田を参謀室長に抜擢し、二人の地位が逆転するのです」（乙骨氏） 元創価学会広報部副部長の小川頼宣氏はいう。 「戸田先生は、創価学会は日蓮正宗の一信徒団体であり、その域を超えて、本山に干渉したり、圧力をかけたりするのなら、創価学会を解散させてくれ、と当時の６５世・日淳上人に頼んでいました。 龍さんはこれを一次情報として証言し、本当の戸田先生の実像を伝えた。事実の一里塚を残した大功労者です。池田が虚像をいくら修復しても、その跡は必ず残るのです」 龍氏は、本山から「浄徳院正行日光居士」という戒名をもらったという。 「主人は肺を患い、２０歳まで生きられないといわれていました。 それが８５歳まで生き、最後まで池田と戦うことができました。 （戒名に）“日号”をいただいた上、正しい行いを貫いたという意味も込めてもらい、主人も有り難く思っているでしょう」（千恵子夫人） 静かなる大往生だった。 （週刊新潮 ４/１２号） |