■小中高いじめられ大学卒業まで彼女なし
　　　もてない反動“一夫多妻は一石三鳥”

　 ハーレムのような集団生活に加わるよう女性が脅迫された事件で、脅迫などの罪に問われた渋谷博仁被告（５８）の初公判が１８日、東京地裁八王子支部で開かれ、同被告は起訴事実を全面的に認めた。
検察側は冒頭陳述で、同被告が小、中、高といじめられ、大学卒業まで女性と交際したことがなかったとした上で、ディズニーアニメを見て仲良く暮らす集団生活にあこがれていたと指摘したが、同被告が一夫多妻は(１)金（２）寂しさ解消（３）セックスで一石三鳥だったと供述していることを明らかにした。 　１月２５日の逮捕依頼、８３日ぶりに公の場所に現れた渋谷被告は変わらぬスキンヘッドだったが、幾分やせ細っていた。罪状認否では、自宅で２１歳と２６歳の女性に対して“ここに一緒に住まないと、工場でミンチにしてしまうぞ”と脅迫し、同居を強要した起訴事実について”事実その通りです”と低い声で認めた。
　冒頭陳述では“占いと言っても偽物。そのうち興味を持ってくれた複数の女性と一緒に暮らすようになり、女性たちがアルバイトで稼いできたお金で暮らし、寂しい思いも紛れ、安心感も生まれた。
男ですから性欲もありセックスできることで一石三鳥でした”と供述していることが明かされた。
女性たちの稼ぎでハワイ旅行もしていた。また温泉旅行に行く代わりに、自宅に１０人が同時に入れる広い浴槽を７０万円でつっくたことも明らかにされた。
周囲に樹木を植え“ジャングル風呂のようだった”と供述していた。
　呪文（じゅもん）はなかった。
女性集めは試行錯誤の連続だった。街中で女性に声を掛けても“誰も振り向いてくれず”、００年２月からアルバイト情報誌でアシスタント募集の広告を掲載した。
１年で約２００人が来たが、怖い話で脅せば逃げられ、逆に優しくソフトに迫れば話の主導権を握られて占いにならなかった。
それでも５人ほどが一緒に住むようになり、その後は紹介で同居女性の知人を集めたと言う。
　被告人質問で動機について“小、中、高といじめに遭っていた。
ディズニーランドの番組で楽しそうにみんなが生活しているのを見て、将来は男女１０人前後で暮らしたいと空想していた”と話した。
複数の女性と暮らし始めた９９年ごろは“自分の夢を実現するため、取りあえず集めてみようと思った”と語った。
しかし、弁護人から”あなたはすでに１１人の女性と住んでいるのに、Aさん（被害女性）をしつこいくらいにホラー話で脅して一緒に生活しようとした。
それは単に、どうしても一緒に住みたいからなんじゃないですか”と追及されると“面目ない。
おっしゃる通りです”と、抑え切れない欲望があったことを認めた。
　弁護側では動機について一部争う姿勢を見せているものの、同居女性らの証人申請はしておらず、次回の被告人質問を１０分ほどで終わらせ結審を待つ。
保釈申請もしないという。
変わらぬ共同生活　O・・・東京都東大和市の自宅では、１１人の同居女性たちが逮捕直後と変わらぬ共同生活を続けている。
この日、女性数人が帽子とマスクで顔を隠し外出したが、初公判が開かれた東京地裁八王子支部は傍聴に行った様子は見られなっかた。
公判終了後の午後５時４０分ごろ同居の女性の１人が帰宅したが、問い掛けにも無言だった。
近隣に住む主婦は“子供たちには社会勉強のつもりで世の中にはいろいろな人がいると説明しているが、いつ帰宅されるのか。
少し怖い”と話していた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（日刊スポーツ　４/１９）

■上祐派が新教団　　「麻原回帰派」と別会計

　 団体規制法の適用を受けているオウム真理教で、上祐史浩代表（４３）を支持する「上祐派」が今年７月から、「麻原回帰」を図る「反上祐派」とは収支を別会計にして活動することが、２日分かった。
上祐派は、賛同する信者の合意を正式に取り付けたうえで、早ければ年内にも新たな教団を設立するとみられる。
教団内では２００４年１０月ごろから、両派対立が表面化していたが、これによって分裂が決定的となった。
　関係者によると、両派は昨年末から今年初めにかけて、信者らを集めて説法などを行う「セミナー」を初めて別々に開催。
この大型連休中のセミナーも分裂して開催するなど、対立が表面化していた。
　こうした中で、両派幹部は今後の教団運営について協議し、先月下旬、信者のお布施などの収入や、道場の運営などにかかる支出について、両派で別々に管理することで合意。
出家信者には、すでに合意内容が伝えられているという。
上祐派では、元教祖の松本智津夫被告（５１）(１審死刑、２審控訴棄却）と決別する内容を盛り込んだ新しい教義を作成中で、上祐代表は「社会に受け入れられる団体を作らなければならない」と周囲に説明しているという。
公安当局では、松本被告の死刑が確定する前に同被告から決別からの決別を明らかにすることで、従来の教団とは全くの別組織であることをアピールし、団体規制法の観察処分を逃れる意図が上祐派にはあるとみている。

■オウム分裂　道場探し難航　　千葉マンション退去要請

　 　独立行政法人「都市再生機構」が管理する千葉県習志野市のマンションの一室が、オウム真理教の上祐史浩代表（４３）を支持する「上祐派」の「道場」として使われ、同機構から、賃貸借契約の解除と退去を求められていることが３日、わかった。
この部屋は、同派幹部の女性信者（４０）名義で借りられており、上祐代表も頻繁に訪れていた。
女性信者は退去期限の４月２０日以降も居座る一方、７月までに移転するとの意向も示している。
同機構は「対応を見守るが、民事訴訟で明け渡しを求めることもある」（千葉地域支社）としている。
同機構のマンションが、オウム真理教の施設として使われていることが確認されたのは初めて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（読売新聞　５/４）

■反対派と決別「新しい集団を」　　激しい内部対立

　 オウム真理教（アーレフに改称）の上祐史浩代表（４３）が近いうちに教団が分裂し、新組織をつくることを明言していたことが分かった。
上祐氏の音声を入手したTBSテレビ「報道特集」が３０日、報じた。
　教団は現在、上祐派と元代表麻原彰晃被告（５１＝本名・松本智津夫）を強く信奉する反上祐派に分かれ、激しく内部対立しているとされる。
「報道特集」によると、上祐氏は４月に開いた説法会で「この人たち（反上祐派）とは私は分裂すると思っています。
教団を正式に分割して、自分たちは幅広い救済のために、新しい集団、組織を誕生すべきではないかと考えている」と述べ、新教団立ち上げの意向を明かした。
現在、麻原被告の死刑確定が迫っている状況。
上祐氏は説法の中で「教祖の死刑執行は相当なインパクト。（反上祐派が）極端な行動に出る可能性があると心配している。
（死刑執行の）十分前に分けて、２つの別のものが存在しないと全滅の可能性がある。（反上祐派）「尊師は死なない」と。妄想ともいえる」と話し、麻原被告と決別する方針を示した。

■「暴露本」でも書けなっかた「仰天オトコ交遊」をバラす！
　　　「人気Vシネ男優に小遣いあげてベット籠愛」

　 　テレビ界の女帝として君臨する細木数子（６８）の”裏の顔”をつづった「暴露本」が出版された。
ヤクザとの派手な交流や錬金術にまで迫った問題作だというが、そこでも書かれていない「仰天男交遊」証言を本誌はつかんだ。
　４月２１日に発売されたのは「細木数子の黒い真実」（ぶんか社）。筆者であるフリーライターの野崎輝氏は、これまで細木氏とゆかりのある人物を多数取材し、今回の本を執筆したという。
　担当編集者の話。「今回の本は野崎さんが、さまざまな取材をする中で聞こえてきた細木氏の表には出てこない評判についてまとめたもの。
当初、野崎さんは雑誌連載も検討したようですが、途中で細木サイドが出版社に圧力をかけ、連載が中断するおそれがある。そこで一気に書き下ろすことにしたんです」 　その内容は実に刺激的。タイトルだけ見ても、こんな具合だ。
“細木の「六星占術」は他人の占いをアレンジしただけ”“細木の尻ぬぐいに奔走し、頭をさげる大親分”“「借金してでも墓を買え！墓石商法でも儲けまくる」 とはいえ、あまりに裏の顔が多すぎるのか、この暴露本でも触れられずじまいだったのが、細木の異性交際。細木はこれまで２度の結婚を経験しているが、現在は独身だ。取材を進めていくと、細木が、人気Vシネ男優のPと「かなり親密な仲になっている」という証言が飛び出した。 　さる芸能関係者が明かす。
「以前から「ヤクザもの」のVシネの主演などで知られるPの大ファンだった細木は、あるとき自分の知人がPと親しいということを聞きつけた。
で、その友人に「私だってPのために、５００万円ぐらいのお小遣いも用意ができますから紹介しなさいよ！」と、言ってPを紹介させたんです。そして、２年ほど前に、初めて一夜を共にし、Pにお小遣いもあげたらしい。それ以来、同じような形でたびたび密会しているそうです」 　暴露本の中身と、「ベット籠愛」について細木サイドに確認すると、代理人弁護士を通じて次のように回答してきた。
「暴露本については細木氏の人気に便乗したもので細木氏の名誉を毀損した表現を商品化したものであると考え、４月２０日に出版差し止めを請求しました。
が、相当量の書籍がすでに販売されていたので４月２１日に申し立てを取り下げた。
今後の対応についてはノーコメント。（Vシネ俳優との仲については）まったく事実ではありません。
　テレビ番組のように「ズバリ言うわよ！」というわけにはいかないかもしれない。
(週刊現代　５/４号）

■初公判でバレた「混浴ジャングル風呂」「美人妻たち」は自宅を要塞化して籠城中

　 ハーレム男こと渋谷博仁被告（５８）の初公判が４月１８日、東京地裁八王子支部で開かれた。
モテなっかた過去や、自宅に「大混浴風呂」を造っていたことが明かされたが、気になるのは、１１人もいた妻たち。なんと、数人がまだ同居生活を続けているのだ。
独特のスキンヘッドで法廷に現れた渋谷被告は、起訴事実（脅迫と強要未遂）に対して、「間違いありません」と、素直に認めた。
一方、検察側の冒頭陳述で”新事実”も明かされた。
東大和市の自宅に７０万円もかけて「大混浴風呂」を造り、ジャングル風呂と名付けて妻たちと至福のバスタイムを送っていたのだ。
それでいて、大学卒業までは女性経験ゼロという、ハーレムとは程遠い青春時代を送っていたトホホな過去も判明。
結局、この初公判で渋谷被告は、「呪文は存在しない。自分はニセ占い師」と白状したのだ。妻たちはこの告白をどう聞いたのか。
　公判直前、自宅を訪れたとき、すでに家の前は車や荷物などで”封鎖”され、立ち入り禁止の文字が・・・。
まるで要塞である。インターホンを鳴らしても、「取材にはお答えできない」の一点張りだった。
しばらくして、帽子を目深にかぶってマスクをした２人の女性が自転車に乗って出てきたが、こちらの問いかけを一切無視。
　近隣住民がこう話す。「いつも、あの格好で仕事に行ってるみたい。だいたい２人くらい。
多いときで４人くらいかな。仕事は何をしているか、わからないけど、朝出かける人もいれば、帰ってくる人もいますよ」この日、確認できた女性は４人。
公判翌日にも訪れたが、今度は入り口にロープ状のものが張られていた。地元の自治会関係者は言う。
「去年４月に、渋谷さんが「ハワイで事業をやる」と言い出して自治会を抜けたんで、それからほとんど没交渉になってしまった。
事件後１カ月くらいからヤジ馬が結構、集まってね。車で乗りつけて「ここだ！」みたいな。
そうゆうこともあって、あそこに住んでいる女性たちもかたくなになっちゃったんじゃないかな」とはいえ、１１人が欠けずに残っているわけではない。
「八王子ナンバーの車が夕方、あの家に乗りつけたことがあった。その車に、住んでいる女の子の１人が乗り込んでいった。
仲間に「行ってくるね」と声をかけていましたね」（前出・自治会関係者）　渋谷被告は今も”妻たち”から慕われているようで、「今のところ面会制限はないので、複数の女性が被告に会いに行っていると聞いています」と担当弁護士が明かす。
今も、心の中ではハーレム気分ってことか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（週刊現代　５/４号）

■「彼らなんて眼中にない！」

　 宗教団体「真光元神社」（東京都江戸川区）の代表、堀洋一郎氏（６３歳）は、”裁判”について尋ねた本誌の取材にこう声を荒げた。
　昨年７月１８日、同教団の施設「次世紀フォーム研究所」（岐阜県恵那市）で、小児糖尿病の少女（当時１２歳）が急死した事件を記憶している方も多いだろう。
少女が死亡した原因は、堀氏の教えに従ってインスリン注射を打たなかったためだとして、両親は今年１月、堀氏ら教団関係者５人に対して、約１億円の損害賠償を求める訴えを起こした。
　訴状によると、昨年１月、母親（５１歳）は、自然療法の講演会で「万病が治る」という健康食品「真光元」を知り、少女に飲ませ始めた。そして「宗祖様（堀氏）の神通力でどんな病気もよくなる。
（インスリンがなくても）大丈夫」などと信者から執拗に誘われ、７月１５日、インスリンを持たずに娘とともに研究所に宿泊。
翌１６日に母親が仕事のため帰宅した後、少女の容態が悪化し、２日後死亡した。
　警察は薬事法違反や保護責任者遺棄の容疑で教団を取り調べたが、いまだ立件にはいたっていない。
裁判は３月６日に第１回口頭弁論が行われ、５月１６日に第２回が予定されている。
　そんな中、教団は４月２５日、都内のホテルに約１７０人の信者を集めて、イベントを開催した。
「『御降臨祭』といって教団の四大祭の中で一番大きなお祭りです。
教団幹部はもちろん、全国にある『支部』の代表メンバーが参加しています」（参加女性）
　会自体は、宴会場で食事をしながら、日本舞踊、能などの伝統芸能や演歌を鑑賞するというものだが、挨拶に立った堀氏は、先の訴訟を暗に指してか、このようにうそぶいた。
「（我々のように）何か革新的なことに対しては、反対運動が起こる。これを神の言葉では、『魔がたたる』といいます。
その後、水割りをぐいぐい飲み、すっかりヘベレケになってしまった堀氏。イベント終了後、本誌記者が直撃すると、冒頭のように両親への怒りを露にし、さらにこう言い放った。
「ふつう、不倫の子でも（親は）病気の子を一人にしないですよ。私は真光元で病気が治るとはいっさい言っていない。
母親から、インスリンのイの字も聞いていない。どうせ、今回提訴したのはカネ目当てじゃないのか。人間、貧しくても鈍しても嫌らしい気持ちは出すなよ、と言いたいね」 　もちろん少女が不倫の子という事実はない。堀氏の放言を聞いた母親は怒る。
「彼はまったく反省していない。『魔』と言ったのは私たちを指しているのでしょう。けれども、堀氏自身が講演会で、『糖尿病なんて朝飯前です』、『私が（治療の）対象としている病気はガンです』などと明言しているビデオもあり、それをいまさら否定するのはおかしい。
それに、娘がインスリンを打たなければ危ないということを最低３回、堀氏に伝えています。これ以上、あの教団の被害者を絶対に出したくありません。娘もそれを望んでいると思います」 判決までには１年ほどかかる見込みだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（週刊現代　５月２０日号）

■自分をおいしく演出する女王

　 細木数子（６８歳）は現在２本のレギュラー番組を持っている。
『幸せって何だっけ−カズカズの宝話』（フジテレビ系、毎週金曜夜８時台）、『ずばり言うわよ！』（TBS系、毎週火曜日夜９時台）の２本だが、両番組ともスタート時から視聴率が抜群にいい。
　『幸せって何だって』は０４年１１月５日のスタート時で１７．１％。２位のTBS「日米野球第１戦」１３．７％を大きく引き離した。
今年２月２４日には、最高視聴率２０．５％をマークしている（最低視聴率は０４年１２月２４日の９．４％）
　同様に『ズバリ言うわよ！』も０４年８月１０日スタート時で１７．４％。０５年８月３０日には最高視聴率２３．５％を叩き出した。
レギュラー番組にかぎらず、細木数子の出演番組は娯楽部門ベスト１０にはたいてい顔を出し、彼女を「視聴率の女王」と呼んでも褒めすぎではない。
世の中、テレビを娯楽とする人ばかりではない。で、いうのだが、彼女はなぜ娯楽番組を見るような視聴者に受けるのか。
　民放の演出家が言う。
「細木さんは出演中、ここがおいしいところだと瞬間的に分かる。自分がアップで映るシーンが来ると、確実にインパクトがあることをしゃべります。
本能的に話や態度、表情にメリハリをつける。こうゆうことは明石さんまさんなど一流タレントしかできない。
細木さんは自分のトークが視聴者の印象に強く残るような自己演出が、上手です」だが、この程度の技術論で彼女の高視聴率は裏付けられまい。
細木数子には視聴者を惹き付けるオーラというか、どこか謎がありそうである。
たとえば彼女の高飛車で断定的な物言いには小泉純一郎首相の「一言居士」に通じる「耳に入りやすさ」があるのかもしれない。
その物言いは、どこから来たんだろうか。
　ふつう「渋み走ったいい男」とはいっても「渋み走ったいい女」とはいわない。細木数子の目にはそう形容したくなるような凄味が一瞬漂う。
「極妻」の凄味というべきか、ぎょろっと目を据えての迫力である。
　人気は、彼女が職業とする占いの力に発するのではなかろう。占いは将来を言い当ててこそ値打ちが出る。
だが、彼女の占いの的中率が総じて低レベルにあることは、大半の視聴者が承知している。
ある雑誌（『PHPカラット』０５年２月号）は、細木の占い的中率は３４％、はずれ率は６４％と算出している。
　ハズレのいい例がライブドア前社長・堀江貴文被告についての予言である（０５年７月２３日『２５時間テレビ』フジテレビ系）。
細木　「今ライブドアの株は４２７円くらい？」
堀江　「よくご存じですね。これ倍になると１０００億円ですよ」
細木　「あんた（堀江）バカ言ってるんじゃないよ。５倍になるのよ（中略）あんたは何やっても成功するし、いいんですよ。
でも、女性には気をつけなさいよ。すってんてんになるから」
いうまでもなく堀江被告は今年１月２３日、東京地検特捜部に証券取引法違反容疑で逮捕され、４月１４日に同社株は上場廃止、終値は９４円だった。堀江被告は逮捕から約３カ月後の４月２７日、３回目の保釈申請がようやく認められ、９４日ぶりに東京拘置所から出た。
　要するに細木数子の先を見通す力は、どこにでもいそうな太ったおばさんと差がない。にもかかわらず、彼女が番組で占い半分、若いタレント相手に垂れる説教や道徳は一部に好評である。
　「細木はなかなかいいこと言ってるよ。今たいていの人が若い者を叱りつけたり、怒ったりしないじゃない。だけど、細木は親やご先祖を大切にするのは当たり前とか、ふわふわ浮ついた奴らを叱り飛ばしてるからね。
世間で悪口言われるのか、俺には分からない。（関東の広域暴力団元幹部）
　現に４月２５日放送の『ズバリ言うわよ！』の冒頭で、「子供を育てる自信がない」という問いに対して、細木はこう叱り飛ばした。
「親はねえ、子供から学んで成長するわけじゃないの！それでは追いつかない。親の方にはその年齢、そこまでになる社会的な経験があるわけだから、自分に自信がないなんて言ってる場合じゃないの。それじゃ犬猫以下だよ。
親が子供を育てられないなんて。もう、こんな低次元な話、したくなっかたけど、今の婦女子は恐ろしくレベルが低いね」
　たしかに今の時代、ずけずけ社会常識や人生訓を説く人は少ない。
ましてテレビ番組では皆無だろう。かといって、これがありがたがって拝聴するほどのご高説なのだろうか。
おまけに細木は高みに立って人に道を説く資格や経歴を備えているのか。疑わしい点は多々ある。
　自身が細木に運勢を占われた経験を持つ、気学風水の鑑定師である柴山壽子氏はこう証言する。
「１億円の装身具をポンと買うとか、ホストクラブのホストの売り上げアップのため一晩で８００万円使うとか、番組でカネ持ちだってことをひけらかしている。
私にいわせれば、それを凄いと思う視聴者もどうかしている。
そのおカネは誰から取ったのか。ご当人の当たりもしない占いの本や一回２０万円とかいう相談料、法外な額の墓石や仏壇を売り付けた果てのおカネですよ」
　細木数子はどこでどう女を磨いて、ついには京都の敷地６００坪、３０億という豪邸を所有する身分になったのか。彼女の来し方を検証しなければならない。
細木数子は５０歳になったとき、『女の履歴書−愛・富・美への飛翔』と題する半生記を刊行した。
父親の名を「之伴」を「之友」とするなど同書は一部現実を変えているが、それらによると、彼女は１９３８年（昭和１３）４月４日、民政党外団の壮士だった細木之伴と妻・みつの間の８人兄弟（３男５女）の４女として生まれた（院外団の壮士とは、いわば政治ゴロ）
　日本が連合軍に敗れる直前の１９４５年（昭和２０年）２月、父親の之伴は７０歳で病没。細木は、渋谷の道玄坂を上がって右側の百軒店でおでん屋を営む母親に育てられたという。
が、以上の記述だけでも現実と違う部分がある。 　父親の最初の妻はタイといい、彼女とは結婚後１５年で離婚、１９２８（昭和３）年にシケと結婚している。細木数子の母親はみつではなく、シケであり、之伴の４女ではなく７女として生まれている。
みつは１９３４（昭和９）、之伴と養子縁組した養女である。混乱を避けるため繰り返すが、細木は之伴とシケの７女ということになっているが実の母はみつである。
細木とひとつ違いの弟で、細木家の三男細木久慶（１９３９年生まれ）は、「細木数子の実の母親はみつではないか」という問いに、こう答える。
「そうですよ。私（の母）もみつですよ」
あからさまにいえば、細木家では父親の本妻と愛人が同居していた。細木数子は愛人のほうの子であり、しかも父親が６３歳で愛人に生ませた子である。
細木久慶が続ける。
「（本妻のシケのことは）あーちゃん、あーちゃん・・・・・・おばーちゃんと呼んでいた。歳だったから、よく箒の柄でタクワンを鼻の穴に突っ込んで怒られた。
だけど百軒店には別棟があったから。『たぬき屋』と『南海』と料亭の『まんざ』と。旧円山町と道玄坂にあった」
　シケは１９５３（昭和２８）に７５歳で亡くなっている。
戦前、妻妾同居の家はさして珍しくなかったのだろうが、細木数子はそうした環境で幼少女期を過ごした。
彼女の融通無碍の性倫理に影響した面があるかもしれない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（週刊現代　５月２０日号）

■“衝突事件は失業が原因”

　 地中海に臨むエジプト第二の都市アレクサンドリアで４月半ば、イスラム教徒とキリスト教の一派コプト教徒が衝突し、多数の死傷者が出ました。
これまで両派の大きな対立がなかっただけに、事件は宗教間の問題だけではなく、社会的背景も問うものとなっています。現地を訪ねました。
　衝突の直接の原因は、イスラム教徒の１人の青年が４月１４日、アレクサンドリア市内の三つのキリスト教会を襲い、礼拝中の教徒男性１人を刺殺、６人を負傷させた事件でした。
内務省は声明で「心理的に不安定な１人の青年による犯行」と断定しました。
これに対してコプト教徒側は、「１人の男が血のついたナイフを持ってバスや電車を乗り継いで、教会から教会へ移動できるのか」と政府の説明に疑問をぶつけました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（赤旗　５/１３付）

■カルトー教団名隠して布教

　 読売新聞・関東版2006.05.05朝刊一面下の本の広告にL・ロン・ハバート著の子供向けの本とその親向けの本の広告がありました。
ハバートはサイエントロジーの教祖、トム・クルーズは信者。NEW ERA=NEW AGE? 日本支部は大塚、近いです。

■マスコミ・コントロール！

　 週刊新潮以外のマスコミをしゃくぶくした創価学会。
読売新聞社は英字新聞・デイリー・ヨミウリを発行していますが、日本で単独の英字新聞は、ジャパン・タイムズのみです。
昨日、第二木曜日から一年間、毎月第二木曜日に創価学会名誉会長・SGI会長、池田大作氏のコラムが英語で掲載されます。
昨日のコラムのタイトルは「未来を創る力」（A power to resist the currents of history）ちなみにデイリー・ヨミウリは120円。
ジャパン・タイムズは150円。《聖教新聞 2006.05.12金朝刊》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（JWILメール＆手紙より）

■公聴会に会わせて東京で徹夜祈祷会

　 北朝鮮拉致被害者、横田めぐみさんの母早紀江さん（JECA・中島キリスト教会員）の米下院公聴会に合わせ、東京新宿区大久保の東京中央教会で、午後９時から翌朝まで徹夜祈祷会を開いた。
　祈祷会では、１０人あまりが集まり、「公聴会の証言のために」、「ブッシュ大統領との面会のために（大統領が拉致被害者と面会するのは今回が初めて）」、早紀江姉と、日本にいる夫の滋さんの健康が守られますように」、「今も北朝鮮に拉致されている人々の守りと救出のために」などを祈った。
　アメリカに到着した早紀江さんは、信仰に導いた元TEAM宣教師マクダネル夫婦と電話で話し、「お祈りを感謝しています。とても心強いです。
祈りの力を感じています。
たくさんの方が同行してとても緊張していますが、どこかでクリスチャンであることを証したいと思いますので、祈ってください」と語ったという。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（クリスチャン新聞　５月１４日）

■「反対派との亀裂埋めるのは困難」　　GW集中セミナー

　 オウム真理教（アーレフに改称）の上祐史浩代表（４３歳）が、在家信者を対象にした大型連休の集中セミナーで「反上祐派との亀裂を埋めるのは困難」と話し、財政や施設の分離を７月までに進めた上で、独立する方針を明らかにしていたことが１０日、分かった。
新教団立ち上げに向けて、教義や修行のシステムを見直すことも表明。教団の分裂に向けた流れが決定的になった。
　公安当局によると、上祐派は今月３日から７日にかけて、東京都世田谷区南烏山の教団施設など２ケ所でセミナーを開催し、上祐代表が説法。麻原彰晃被告（５１＝本名・松本智津夫）の死刑確定を想定して「信者の受け皿になる組織をつくる必要がある」などと新教団の必要性を訴えた。
　一方、反上祐派は４月２９日から今月７日にかけて埼玉県八潮市など全国６カ所でセミナーを開催。村岡達子会長らは出席せず、二ノ宮耕一正悟師（４０）が姿を見せたが、説法はしなかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（日刊スポーツ５月１１日）

■真珠商法被害　　５億円超

　 「１００万円で真珠を購入すれば、１年後に２０万円の利息を付けて返金する」などと持ちかけた愛媛県愛南町の真珠販売業者が約束どおりに配当金を支払わず、トラブルが相次いでいる。
真珠の購入契約者は宮城、山形、福島、愛媛の４県だけで５００人以上、被害額は５億円を超えるとみられている。
約５０００万円を支払って契約した女性もいるといい、宮城、福島、愛媛では被害対策弁護団が結成された。
弁護団によると、業者は１セット１００万円の真珠を購入するよう勧誘。配当や肩代わりは昨年夏ごろ途絶えたという。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（日刊スポーツ　５/１５）